星を売る店 クラフトエヴィング商會のおかしな展覧会
今月末まで世田谷文学館で開催されている、
「 星を売る店 クラフトエヴィング商會のおかしな展覧会 」。
年明け、展覧会の一日前に発行されたこの本に出会い、
その世界観にあまりにも惹かれて
大阪ですら危ない私が、なんと東京へ行ってしまいました。
これまで全く知らなかったことが悔やまれるような、
吉田篤弘さん・浩美さんご夫妻による
主に本の装丁デザインをされておられるこの商會。
錚々たる方々の本の装丁も1000部を超えておられますが、
ご自身も作家さんでもあり、今回の展示は全て、
その架空の物語に出てくる不思議で美しいものたちを本当に形にしてしまったものの展示会となっています。
体内の嫌なところを焦がしてくれる「 稲妻のさきのところ 」や
うっすら唇に塗っておくだけで宇宙が体内に広がってゆくような感覚を得られる「 星屑膏薬 」・・・
うう~欲しいものがいっぱいでした!
私が大好きな感性を持つ素敵な人から、
偶然古本屋で見つけたと、なんとクラフトエヴィング商會さんの本をいただいたのですが、
これがまたバッチリ今回の展示会の内容とも被ってくる物語。
「 秒針音楽師 」 「 バリトン・カフェ 」 など、素敵な短編がいっぱいで、
これで相当はまり具合が加速しました(^^)
そしてそして、やはり不思議なものたちが整然と並ぶ展示会は、
その用途や姿にくすっと笑えるものや、
独特の色合いで美しいもの、持って帰りたくなるものでいっぱい。
夜、星、雲、涙、時、灯り・・・静かで不思議なエッセンスが散りばめられています。
来場者に配られるこの新聞も嬉しい、
チケットも可愛くて、真ん中に抜かれた全ての星が展示品のひとつとなっていて
自分のかけらが会場にある気持ちになってほっこり・・・。
普段なかなか見つけにくいような
商會の著書がたくさん物販にあって、かなり舞い上がったまま迷いましたが、無事厳選2冊(笑)を購入、今からゆっくり読むのが楽しみです!!
本当に行ってよかった!!と心から思いますが、
自分がまさか東京に行くとは・・・・・頑張りました(笑)
今回お世話になった方々のおかげです。感謝、感謝です~~~~(;;)
by matocacafe
| 2014-03-19 15:21
| 日々のこと