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フィンランド発 映画 「 パンク・シンドローム 」

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現在元町映画館で公開中の、
フィンランドの知的障害のあるメンバー4人組のパンクバンドを追った映画、
「 パンク・シンドローム 」 を観てきました。
あるワークショップを機に結成された彼らの
国内での人気。
「精神科施設のメシはまるで豚のエサ」
「いつかグループホームを爆破してやる」
「少しばかりの敬意と平等が欲しい」
「権力者はペテン師だ 俺たちを閉じ込める」
施設や社会への不満を歌詞にして勢いよく歌い、ぶつける。
これが、世界の中でも高福祉国であるフィンランドの
障害ある方の(全ての方ではもちろんないにせよ)本音、ということが少なからず衝撃的でした。
自分が作業所で働いていた時に持っていた、
人はやはり自立を目指して
その力を手に入れるべく生きていく為の
必要なサポートをしていくというこの王道的な考え方。
けれどその人に必要なこと、大切に思っていることは
当然一人一人違っていて、
こうであろう、ということをガンガン推し進めていくことは
ただの押し付けにすぎなくなることだってある。
例えば健常者であればみな
個人の満足のいく選択が必ず得られる生を生きているかというと
必ずしもそうではなくて。
では障害のある方々が、健常者と何が違うのかというと、
それでもやっぱり圧倒的な社会的不備による選択肢の数なのかな・・・
それは、マジョリティーでないが故に理解される機会が少なく、
後手後手になってしまう。
自立、っていったい何をもっていうのかな。
では、生きていることの幸せは・・・?
などと、色々考えるきっかけをたくさんくれる映画でした。

そんな強烈に社会に対する思いを叫びアピールする彼らの
とっても人間くさい日常の姿に笑いを誘われたり、
繕ったり偽ったりすることなく本音や弱みをさらけ出す姿が
(こういってはなんですが)とても可愛らしかったりする、
そして演奏し謳う彼らが素敵にカッコいい、
そんな映画でした。

それにしても、フィンランドのあまり知られていない一面なのかもですが、
ロック、パンクに熱いのですよね!
映画 「 トイレット 」 にも出てきますが、
ギター演奏のフリのパフォーマンスを、
いかに情熱的に、演奏が聞こえてきそうなくらいに競うかという
国民的行事のエアギター選手権なんてのもあるくらいで(笑)
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by matocacafe | 2015-04-14 15:37 | 日々のこと | Comments(0)

できるかぎりオーガニックな素材を使い、アレルギーにも対応した焼菓子やケーキ・ドリンクをご提供しております。6席だけの小さなカフェへ、お越しいただけたら幸せです。


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