写真家 レスリー・キー さん 東京レインボープライドパレード2015 ③
Googleさんはじめ、このパレードにはたくさんの企業も協賛されブースを出されておられましたが、
私の大きな目的の一つは
GAP フラッグシップ 原宿で期間中開催されている、
写真家 レスリー・キー さんのポートレート展でした。
5年間で日本の1万人のLGBTのポートレート撮影を目指す
カミングアウトプロジェクト 「 OUT IN JAPAN 」 。
これに先駆けてのPVにとても心うたれました。
パレードのステージ上で初めてカミングアウトされた
ミュージシャン Ki-yo さんが歌う曲(これがまたとてもよいのです!)をバックに
今回の写真の撮影が流れてゆくのですが
集まられた方々の表情の変化、
強い瞳、その眼差しが
本当に素晴らしくて。
レスリーさんが多様性を掲げながら活動してきた
たくさんの時間、情熱。人を想う気持ち。
お洋服も、ポーズも、その場の雰囲気も、会話も、
その人の魅力を最大限引き出すための、培われてきた技術。
そこにかける熱と、
自分はここにいる、と高らかに表現しに集まられた方々の熱。
だからこそ多くの人の心に届く。
そしてその後カミングアウトする勇気も与える。
代々木公園の会場内に、レスリーさんの撮影ブースもあり、
数組のカップルが撮影されておられ、
レスリーさんが声をかけられながら
彼らに触れながら
そして彼らが自ら自然にポーズを撮ったり
笑顔が溢れたりしてゆくのを
ずっと見ていることができて
とても感動しました!
ポートレート展でお一人お一人の写真を見つめながら
ここへくるまでの年月、道のりに
抱えてきたどんな辛さや苦しみや
そしてまた嬉しい人との出会いや喜びが
自分自身の頑張りがあったのだろう、と
胸がいっぱいになりました。
関西でも開催してほしいです。
たくさんの人に、見てほしい。
by matocacafe
| 2015-05-01 12:56
| 日々のこと