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映画 『 ルーム room 』 を観ました。

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本年度アカデミー賞主演女優賞受賞作品で
現在公開中の映画 『 ルーム room 』 を観ました。
どのような映画かについては、またまた公式サイトを見ていただくことにして・・・
主演女優賞を取られたママ役のブリ―・ラ―ソンももちろん良かったですが
なんといっても子役のジェイコブくんの素晴らしい演技力たるや・・・
天才・・・・・

前半、自分も物凄い閉塞感を感じて何度も周りを見渡して
深呼吸するほどの緊迫感、その迫力。
後半の空間の解放感といったら。
けれどそれも束の間、
登場人物各々の心理描写、変化に集中して
あっという間でした。

その事件性や犯人に対する追求ではなく
究極の状態での母と子の
クロスして離れて、また再生されてゆくような心理状態の動きを
解放後のめまぐるしく進む時間を淡々と描いている為に
よりこちらに深く想像させられます。

解放は
母にとっては
失ってしまった時間と
子供への関わり方を
改めて突き付けられること、
子供にとっては
新しくて大きな世界を全身で感じ応じてゆくこと。
同じ閉鎖空間での被害者としての、共同生活者としての
共感が支えで、それが全てであった生活から
個々が世界と向き合う世界への解放。


もうひとつ、
そんな閉鎖空間で生きてゆくのに必要な共依存性。
母は、子供だけでも外の世界へ放り出して(犯人が了解しなければなりませんが)
最初から外の世界で生きさせるべきだったのか
子供への愛情があり、虐待に至ることなく育てられるのなら
そんな閉鎖空間でも母子は共にいるほうが
子供の情緒の基本的な安定を育むのには良かったのか。
けれど母の方が、子供を守るのだという意思や
愛を注ぐ対象がなければ
とっくに精神が崩壊していたかもしれません。
ここに、状況の異常さによる
強い依存性が出来上がってしまう。

監禁という特殊な状況でなくとも
今生きている私達に投げかけてこられるテーマ。
ジェイコブくんの後半のセリフの一つが
母子関係のシンプルな救いのひとつとなっているのが
とても感動的でした。

個人的に強いメッセージとして残ったのは
自分にも他人にも
どんなことでも「急がせない」ということの
大切さでした。

ぜひ観てみて下さいね。
感想を話し合えたら嬉しいです!!
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by matocacafe | 2016-04-11 15:44 | 日々のこと | Comments(2)
Commented by cafemone at 2016-04-13 16:31
今日はレディースディだったので、観に行って来ましたよー。
Commented by matocacafe at 2016-04-14 11:10
わあ~。モネさん!!また感想お聞かせ下さいね!
私、ブログ、いつも熱くなってしまって・・・(笑)

できるかぎりオーガニックな素材を使い、アレルギーにも対応した焼菓子やケーキ・ドリンクをご提供しております。6席だけの小さなカフェへ、お越しいただけたら幸せです。


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