ユーリーノルシュテイン アニメーションの神様、その美しき世界
何カ月も前から楽しみにしていた
ロシアの ユーリーノルシュテイン監督 の映画、
「 アニメーションの神様 その美しき世界 」
短編アニメ作品集のデジタルリマスター版を
観に行きました。
以前にお店の映画会のメンバーが見せてくれた
「 霧の中のハリネズミ 」 の美しい世界観が忘れられなくて
今回、監督の短編が一挙に6本も観られるのを楽しみにしていました。
映画は、一本一本に
ガラジェッツ絵画(マトリョーシカなどに使われる模様)や
14世紀のフラスコ画、
水墨画や浮世絵に影響を受けたイメージなどが使われていて
その表現方法の多彩さ美しさにうっとり。
音楽も、バッハやモーツァルト、ヨハン・シュトラウスなど
クラシックが効果的に使われていて
これまたうっとり。。。
お話は、第二次世界大戦戦禍に産まれて育ったノルシュテイン監督の
反戦の気持ちだったり
子ども向けのロシア民話を映像化したものだったり
ご自身の体験や夢がないまぜになったものだったりで
数人の監督さんとの合作のものよりは
お一人で作られたものの方に
より魅かれました。
ほんのり寂しいあたたかさ、というのか
絵が美し過ぎて切なくなるというのか。
24日まで 元町映画館 にて上映されています。
ぜひご覧になってみて下さい。
by matocacafe
| 2017-02-15 16:21
| 日々のこと