大山崎山荘美術館 有本利夫展へ。
一行は一路秋の大山崎山荘美術館へ。
夏に訪れた時とはまるで様相が違って
ハラハラと霧のような雨の上がった効果もあるのか
色とりどりのお伽の国のよう。
京都ならではの
小さな小さなもみじたちの美しいこと。
こんな木々に囲まれたお散歩道を抜けて
古き良き美しい山荘美術館へ。
今回は
38歳の若さで亡くなられた
画家であり、音楽家である
有元利夫さんの作品展。
とも見たかったので、お誘いいただいて嬉しかったです。
バロック音楽と、きっとその時代の意匠なども
お好きでいらしただろう彼の作品は
ふんわりと優雅な静けさと
音楽性に満ちていました。
作品名にも、カノンやロンド、ソナタと
音楽に由来するものも多くありました。
私は、展示室に入ったとたんに
これは星座とその星々を見ているのだ、と感じ
一点一点からの
過去からの想いが音となって小さく謳い光っているように思われて、
とても心地よかったです。
by matocacafe
| 2017-12-16 12:26
| 日々のこと