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2017年 08月 21日 ( 1 )

リトアニア記 カウナス遍

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少し長めの夏休みをいただいて
数年前から心にあった、
バルト三国の一番南の国、リトアニアへ
行ってきました。

最初に降り立った旧首都カウナス。
ホテルメトロポリタンは
日本のシンドラーと呼ばれる 杉原千畝さんが
リトアニア大使館を出られたあと、
出国間際まで
命のビザを発行し続けたホテルです。

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この旅の始まりに心高鳴る、
歴史深いホテル。
古い作りで落ち着きがあり、色合いが素敵でした。
同じ場所におられたのだなあ、と感慨深かったです。


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モダンな食堂の奥には、
可愛らしい古いアップライトピアノがあり、
もと調律師としては
中を開けて弾いてみたくてたまらなかったのですが
残念ながらカギがかかっていました。。。



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ホテルのすぐ横が素敵なレストランカフェで
こちらで夕食をいただきました。
エストニアで惚れ込んだ街並みに似た、
淡いパステル調の可愛らしい建物が並びます。






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到着翌日は、
ぶらぶらと新市街をお散歩しながら
この旅の目的地のひとつ、
チュルリョーニス美術館杉原千畝記念館へ。



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気温17度の涼しい空気の中、
近くのカウナス大学内のモニュメントを見たり
小さな丘の斜面に段々に建てられた
不思議な石像の数々に出会ったりしながら。






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チュルリョーニスは、リトアニアを代表する
音楽家であり画家で、
日本でもセゾン美術館で展が開催されたようです。
パステルやテンペラ画のその色彩と
世界観がとっても好きで、
ぜひとも訪れたいと思っていました。
館内には小さな音楽ホールがあり、
係の方がチュルリョーニスの曲をかけて下さり
数曲を聴かせていただきました。
感動でした!



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絵画は何十点とあり、見応えたっぷりです。
静かに、美しく並ぶ絵画たち。
侵略下にある辛い現実の中、
彼の描く絵は幻想的で美しく
時にそれを超え哀しみを、祈りを強く訴え。
一番好きだと感じた「星のソナタ」。




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その隣には「海のソナタ」。
音楽にまつわる言葉を絵画に用いることも
多かったようです。

経済的に破綻し、精神を病み、
35歳の若さで施設で亡くなったチュルリョーニス。
繊細で、感受性強く、豊かで優しい想像力の
持ち主だったのではと想像します。




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レコードのジャケットも手掛けておられたそうです。
素敵なデザイン、色。
ちょっと怖い自分のカオ、、、、

美術館にけっこう滞在して、
ブラブラと小さな聖堂やモスクを見ながらお散歩しつつ
千畝記念館へ。




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杉原千畝さんが住まれていた
リトアニア大使館は、丘の上の閑静な
住宅地にあります。
ちょっとわかりづらい道なのですが、
近所の気のいい青年が教えてくれました。
なんと全戸外装工事中で、
入れないかと思いましたが(ここまで来て!!)
見学は全然大丈夫でした。




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ドラマや映画でも有名になった
執務室。
毎日何十人もの人々が門の前に押し寄せ
かがり火で夜を明かす人々の姿を見ながら
本国の反対にも関わらず
日本通貨ビザを出すことを決め、
約六千人の命を救った杉原千畝さん。
来られて良かった。
日本からのたくさんの感動の声が、
部屋の記名帳に記されていました。

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by matocacafe | 2017-08-21 18:45 | 日々のこと | Comments(0)

できるかぎりオーガニックな素材を使い、アレルギーにも対応した焼菓子やケーキ・ドリンクをご提供しております。6席だけの小さなカフェへ、お越しいただけたら幸せです。


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