やっぱりライブはよいです。
以前、北野のトリトンカフェさんでされていた
アイリッシュグループ トリコロール さんの演奏がとっても素敵だったので
その中のメンバーの方が別のアイリッシュグループで出演されると知って
大阪のカフェまで、友人と聴きに行ってきました。
今回は、いわゆるたて笛とフィドル、ギター&ブズーキ、パーカッションの編成。
ほぼたて笛の女性のオリジナルとのことでしたが、
コード進行がとっても好みでした。
ここ最近特に強くなってきた聴き方なのですが
各パートの高低やリズム、メロディラインの全体が一気に入ってきます。
その、小節や単位ごとの見事な絡み、タイミング。
アイリッシュは特にそのバランスが巧みで素晴らしく感じます。
どの楽器も、一曲の中で主旋律とバックを行ったり来たりできる自由さ、
そのリズムや音の並びのカッコよさったら・・・
一曲の中でずっと同じ役割を演じるのではなく、
そこがフレキシブルでカッコいいのが一つの特徴で、
そこを聞かせてくれる音楽なのだなあ、と。
その素晴らしいバランスを感じているだけで、
なぜか明るい気持ちになって、希望をいただいたようになります。
メンバーの方々も、それぞれにすごい経歴の持ち主で、
国内外で活躍されていて、自由にグループを組んで行き来されていて。
国内でメジャーデビュー!という形でなく、好きな音楽を、
確かな技術をもって、どんな小さな場所へも出かけて
楽しい時間を作ってまわる。
素敵だなあ。。。
大好きな YURAI さんもそうですが、
レベルの高い演奏を、小さなカフェでも聞けてしまうことの幸せよ!!
最近はそんなライブばかり通っています。
・・・というわけで、その週はもうひとつ、
六甲カチュア さん主催のインド音楽ドゥルパドも聴きに行った幸せな週~~~。
こちらはまた、とっても珍しくて、日本にこの方々しか演者はおられないという
ヒンドゥー起源の瞑想的音楽。
昼の音楽、夜の音楽、その場にあわせてどんどん即興で作られてゆくものらしく、
一通りの決まりはあり、師匠からの伝承であるものの、
譜面の書留や録音などは一切禁止されており
ひたすら自分が覚えているものから音を起こしてゆくそう。
伝承的伝統でありながら、常に変化してゆく新しい音楽でもあるそうです。
聴いているとどうしても
瞑想してしまう・・・
とっても新しい体験でした。
やっぱり生音はよい!!
by matocacafe
| 2015-09-09 15:00
| 日々のこと